ただ、真っ直ぐで在ること。

1人の女の子の日常。

大事な大事なキミへ

キミへ

 

キミから連絡が途絶えて

3週間が経った。

 

こんなことを気にして良い権利なんてないのだろうけど

元気にしているのだろうか。

 

いや、キミのことだ。

たくさん泣いているんだろう。

 

僕は、キミが大事だよ。

でも、キミに好きって言ってあげられなくてごめん。

 

キミがほしい言葉は、わかってたんだ。

でも、その言葉は言えないんだ。

 

嫁が好きって胸を張っても言えない。

けれど、僕には責任がある。

 

本当は嫁に対してさえも

責任を果たせていない自分が

キツかったりもする。

 

自分が嫁に触れなくて

嫁に当たり前の幸せを

かなえてあげられない自分が

すごく申し訳ないんだ。

 

キミが、僕を好きなのは

1年前から気付いていたよ。

 

僕は、悩んだんだ。

僕は、キミがいてくれて

たくさんの幸せを貰ったんだ。

 

支えてもらったし

仕事もとても楽しかった。

 

キミは良い奥さんになるだろうなって

何度も思ったよ。

 

けど、僕にはそれをかなえてあげられないんだ。

 

だから何度も

キミが僕に愛を向けるたびに

僕はキミを突き放した。

 

僕だって、気付いていたよ。少しはね。

キミが僕のせいでたくさん泣いていたこと。

 

キミの笑顔が見たいのに

キミのそばに居たいのに

 

キミを僕は、泣かせてばかりだ。

 

そんな風にしたいんじゃないんだ。

 

僕なんかよりももっと

キミを堂々と大事にしてくれる人が

きっと現れる。

キミはそのくらい魅力的で

だからこそ、僕なんかのところにいないで

もっと、外を見ろって言ったんだよ。

 

それでもキミは

僕を好きだと言い続けた。

 

僕は、そのキミの想いを

受け止めてはいけないんだ。

 

頼む、わかってくれ。

 

僕だって、受け止めてはならないと思うのは

つらいんだよ。

 

キミはほんとうにいい子で

僕はキミを大事にしているから。

 

高いところ、お洒落なラウンジ

美味しいコーヒー屋さん

お魚が好きなキミに、たくさん色んなところに連れていった。

 

キミが優しく笑うのも

キミと仕事の話が出来るのも

本当に、楽しかったんだよ。

 

大事なキミが笑うのは

僕はすごく嬉しかったんだ。

 

けれど、僕はキミの辛さを

わかってあげられてなかったんだよね。

 

キミにひどく傷つけられた言葉を言われた時は

本当にきつかった。

 

大事にしていた僕の気持ちが

踏みにじられた気がしたから。

 

でも今は少しだけ、わかるようになった。

 

キミはずっと、我慢してたんだね。

僕の前で、ずっと、無理してたんだね。

 

無理させてごめん。

我慢させてごめん。

苦しい想いをさせてごめん。

 

僕にとっては日常の1つも

キミにとっては傷つける1つになっていたんだね。

 

ずっと話す相手が前にいるんだ。

キミのことを蔑んでるんじゃないんだよ。

キミのことは、ちゃんと大事にしてるんだ。

 

そう言っても、伝わらないよね。

キミは息が出来ないくらい

必死に会社に行かなきゃならないくらい

苦しくさせてしまったんだね。

 

ごめん。本当にごめん。

 

だけど、僕の気持ちまで否定しないで。

お願いだ。

大事に、していたんだよ。ほんとうに。

 

最後に遊ぶと決めたときは

穏やかに会えて楽しかった。

 

距離が近くてドキドキしたけれど

それは女の子だなって、受け入れられたから。

 

キミは、僕にとって大事なんだ。

そばにいてほしいんだよ。

 

仕事で感じるモヤモヤを

阿吽の呼吸で拾ってくれて

もう、しょーがないわねって言いながら

テキパキと動いてくれるキミは

ほんとうに、僕にとっては大切なんだ。

 

仕事だけ?って思うのかな。

でも僕にとっては仕事はもっとも大事な場所だから

そこでキミが輝いてくれるのは

ほんとうにほんとうに、僕に必要な存在なんだよ。伝わるかな。

 

キミが輝くなら

僕はキミの願いを叶えてあげたいと思った。

 

キミが付き合ってほしいと言ったときは

正直、悩んだ。

 

僕はキミを、キミの望む言葉を

言ってあげることは出来ないから。

 

大事なんだ、だからこそかなえてあげたい。

大事なんだ、だからこそ傷つけたくない。

 

相反する感情に、キミは自分が進むために必要といった。

 

なら、かなえてあげたい。

僕のことで笑顔が消えるキミを

僕はもう、見たくないから。

 

大事だから、笑っていてほしい。

 

けれど、キミのためにと思えば思うほど

僕は自分に嘘がつけなかった。

 

キミは大事なんだ。

とっても大事なんだ。

 

けれど、キミの望む言葉は

キミの望む責任は

僕はキミに、果たせないんだ。

 

キミがそれに対して寂しさを感じてることも

痛いほどにわかってたんだよ。

僕が果たせないからだって、痛いほどにわかってたんだよ。

 

けれど僕も、キミが離せない。

キミが大事で、必要で。

 

苦しめてるのが自分だってわかってるけれど

段々とキミの願いを叶えるのが

苦しくなってきた。

 

出来ることなら、やりきりたかったよ。

 

キミの幸せのために。ほんとうだよ。

 

けれどもキミは、もう1つ先へ進もうとした。

 

僕が果たせない、責任の部屋に入ろうとした。

 

僕は、本当の意味で責任を果たせないから

これ以上、僕の弱さを責めないでくれ。

 

僕は大事なんだ、キミのことが。

だから最後まで、その大事だという想いを

消してしまうようには、しないでくれ。。

 

たくさん傷つけた。

ごめん。

 

けれどどうかわかってほしい。

 

キミがいて僕は楽しかったし

キミがいたから僕は僕でいられたこともある。

キミが僕を信じて、大丈夫って笑ってくれたこと。

キミの大きな優しさに、癒されていたこと。

 

僕は、好きではなかったと思う。

 

好きとは比べられないほどの

大切な子だったんだ。

 

こんな感覚はどうしたらいいかわからなかった。

 

ごめんな、たくさん傷付けて。

 

もし、ひとつだけまた声が届くなら

キミに伝えたい。

 

ほんとうに、大事にしていたんだ。

たくさん泣かせてしまったけれど、でも。

 

僕のずっと大事な女の子で

世界でいちばん、幸せになってほしい。

 

僕が幸せには出来ないけれど

誰よりも幸せになってほしい。

 

ほんとうに、そんな風に思ってるんだよ。

 

いつかまた会えたら

今度は笑えるかな。

 

その時にはもっと

かっこいい自分でいるよ。

仕事も頑張って、出世するよ。

 

キミと笑えた日々を大事に

毎日を過ごすよ。

 

だから、キミには

笑っていてほしい。

 

その眩しい笑顔が

僕は一番、愛おしいと思ったから。