バカな女

1番なりたくなかった

そんな女に

 

いま

わたしはなっている

 

届かない想いを

わずかに見えた希望を勘違いして

 

わたしは

愛されていると

 

必死に

必死に

馬鹿な女ではない

 

わたしは

愛されているから

 

必死に

必死に

自分を保とうと、した。

 

でもその頑張りは

どんどん、どんどん

 

わたしに

愛されていない証拠を

持ってきた。

 

その証拠を如何に打ち消すか

そんなたたかいに

 

気付いたら身を投じていた。

 

はじめは

ただ、ただ。

 

だいすきだな、と

 

思った、だけ、だったのに。

 

このわたしが

なんで

そんなバカな女に、と

 

じぶんでそれを

認められなかった。

 

だから

どんどん

自分を責めた。

 

このわたしが

このわたしが

なぜ、なぜ?

 

一度、諦めるしかないのだ。

 

その恋を、

わかりきってきたその恋を

すると決めたのは。

 

わたしなのだから。

 

だからこそ、わたしは。

 

卒業するのだ。

 

虚勢でいい。

見栄でいい。

 

もう全部かっこ悪くていい。

バカな女でいい。

 

もう仕方がないじゃないか。

 

全部わかっていたのに

止まらなかったのだから。

 

もうやり切るしかないのだから。